狛犬大図鑑  
 分類 浪速狛犬  安居天満宮 大阪府大阪市天王寺区逢坂1-3-24
 建立年 宝暦12年(1762) 6月吉日  鎮座位置 境内南側
 石工 不明  参拝日 2018年2月16日(金)
天王寺駅から一心寺に向かうと、道路向かいに鎮座する天満宮。かつてここの一本松の下で、真田幸村が最後を遂げたとされる場所であり、境内には幸村の銅像も置かれてました。当時の一本松はすでに枯れてしまったとのこと。

拝殿前には、宝暦生まれの浪速狛犬が鎮座。宝暦といえばほぼ250年前、東京都周辺にはあまり見かけないかなり古い部類に入る狛犬。大阪の狛犬は、固めで密度の濃そうな石で掘られた狛犬が多いことも、保存がきくという意味で残っているものが多いのかもしれない。半面石の固さのせいなのか、あまり彫りの深さはなく簡素な造りのものも多い。この辺りは、文化の違いなのかもしれない。尾もほぼ身体に密着した形で造られており、阿の顎も突き出されてなく平たんな顔立ちだが、これも造作を簡素にする理由の他に、より耐久性の高いものが作れるからかもしれない。顔の表情については、非常に細やかな細工がなされているのも面白い。浪速狛犬は顔が命、という感じですね。
閉める