狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ  須賀神社
千葉県鴨川市広場
 建立年 文政○年(1818-1829)  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2018年2月10日(土)
千葉県鴨川市 【鴨川郷土資料館】にて、鴨川の名工 彫物大工 廻塚の伊八 その実像を探る 特別展が開催され、そこに展示してある木造の狛犬を見るために、久方ぶりに鴨川に来訪。折角なので周辺の神社を散策。

鴨川駅から北東側へ10分ほど歩いた先に鎮座する須賀神社には、二対の狛犬が並び立つように拝殿前に鎮座されています。
手前にあるのは、台座の文字がほぼかすれて見えないのですが、恐らく文政生まれ、約200年前に造られた狛犬。
阿吽の尾のデザインが大きく変えられており、身体を覆うような吽の尾に対して、阿は下から湧き出る泉のような毛並みで表現されており、石工のこだわりを感じさせる。頭が大きく、体躯が寸胴なところも、全体のバランスとしては、かわいく見える。台座の寄贈者の名として深川という字が見えるが、東京の深川で成功した鴨川出身者が奉納したのか、それとも深川の石工が彫ったのか、これも台座の文字がかすれており不明だが、江戸職人がこの鴨川で仕事をしていたということを、鴨川郷土資料館の方にお聞きできたので、江戸の文化が狛犬にも息づいているようで、もっと散策してみたくなる街である。
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