狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ  有鹿神社
(あるか)
神奈川県海老名市上郷1-4-41
 建立年 大正8年(1919)7月吉日  鎮座位置 拝殿前
 石工 望月久吉  参拝日 2018年2月3日(土)
海老名市にある「海老名市温故館」にて、「こまいぬさん あ こまいぬさん うん ミニ展示」が開催されていることをネットで知り、居てもたってもいられず、電車で片道2時間かけて、はるばる海老名に行ってまいりました。
温故館の展示は、海老名市の狛犬を網羅しつつ、狛犬の起源から、彫られた石工さんにまで丁寧に掘り下げており、非常に見ごたえのある展示。更に担当の女性の解説イベントもあり、充実の展示会でございました。

で、せっかく初めて海老名市に来たので、近隣の神社を調べてみたところ、海老名駅から徒歩20分ほど、相模川に近い場所に鎮座する海老名総鎮守 有鹿神社に参拝させていただき、二対の江戸流れにお会いできました。

拝殿前に鎮座するのは、大正生まれの精悍な顔立ちの江戸流れ。
関東圏では珍しい阿吽が逆のタイプ。阿狛犬の足元には、子狛犬が元気そうに親の尾の先を噛み噛みしていて微笑ましい。この子狛犬、側面に回ると、尾の先まで抜かりなく見事に彫り込まれている。犬歯周りの、唇の柔らかさというか、弛みのような表現も素晴らしい。仔狛犬を丁寧に彫り込んでいる狛犬を見ると、願主と石工が、子供に何らかの祈願をもって奉納した思いが垣間見えてくるような気がしてくる。
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