狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ  有鹿神社
(あるか)
神奈川県海老名市上郷1-4-41
 建立年 不明  鎮座位置 鳥居前
 石工 前場直治  参拝日 2018年2月3日(土)
海老名市にある「海老名市温故館」にて、「こまいぬさん あ こまいぬさん うん ミニ展示」が開催されていることをネットで知り、居てもたってもいられず、電車で片道2時間かけて、はるばる海老名に行ってまいりました。
温故館の展示は、海老名市の狛犬を網羅しつつ、狛犬の起源から、彫られた石工さんにまで丁寧に掘り下げており、非常に見ごたえのある展示。更に担当の女性の解説イベントもあり、充実の展示会でございました。

で、せっかく初めて海老名市に来たので、近隣の神社を調べてみたところ、海老名駅から徒歩20分ほど、相模川に近い場所に鎮座する海老名総鎮守 有鹿神社に参拝させていただき、二対の江戸流れにお会いできました。

鳥居前に鎮座するのは、阿狛犬が顔面全体破損している江戸流れ。
非常に穏やかな表情を魅せる吽狛犬の素晴らしい出来栄えを見ると、ますますなくなってしまった阿狛犬のお顔を拝見したいところ。タテガミから尾の毛先まで非常に滑らかな表現がなされており、彫られた石工の力量が伺える。ただ細部を見ると、子狛犬の彫が雑なところや尾の形が原型の石の四角さを残してしまっているなど、時間がなかったのか、作りこみの弱さも伺える。この辺りにはあまり江戸期の狛犬が居ないようだが、陸路続きて江戸から狛犬を運びにくかったのかもしれない。
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