狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ  柏神社  千葉県柏市柏3-2-2
   
 建立年 大正8年(1919)7月吉日  鎮座位置 拝殿前
 石工 石工 濱島 勘五郎  参拝日 2017年12月10日(日)
自分は千葉県松戸市生まれなのですが、隣町の柏市には、とんと行く理由もなく、人生50年で二回ほどしか伺ったことはなく、実は今日が三回目だったりします。今は、ファッションの街として、松戸市以上に栄えた駅であり、旧水戸街道沿いに多くの神社を有した、効率よく狛犬めぐりが出来そうな雰囲気アリアリだったので、柏駅にてレンタサイクルを借り、いざ出陣。
で最初に参拝したのが、柏駅から自転車で3分ほどのこちらの柏神社。鳥居前には昭和生まれの中国産狛犬が鎮座しており、がっかりしながら拝殿前に行くと、木陰に恐らく鳥居前から追いやられた立派な江戸流れが鎮座しておりました。

ずんぐりとしながらも、バランスの良い安定感のある体躯。キリッとした阿吽の表情も中々カッコよい。阿狛犬の足元にいる仔狛犬も非常に丁寧な彫刻がなされており、小さな足元までくり抜かれて、親そっくりの顔立ち。美しい江戸流れ独特の尾は、何故か台座に尾の先がかかっていない、逆に珍しいタイプ。木陰に隠れていて見逃すことの無いように参拝ください。

でこの後、旧水戸街道に6社ほど神社を回らせていただいたのですが、残念ながら古い狛犬は一匹もお会いできませんでした。柏という町は、旧水戸街道にありながら、宿場町に挟まれた場所で、いわゆる通り道にすぎなかったようで、ウイキペディアによると宿駅ですらない寒村という書かれ方をしておりました。神社も恐らく明治以降に町が開発されてから建てられたものらしく、あまり豊かな土地でなかったこともあり、江戸に近い場所でありながら、狛犬の奉納はあまり行われなかったのでしょう。やはり狛犬散策は、旧城下町か、旧宿場町がヒット率が高い気がします。
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