狛犬大図鑑  
 分類 秋田狛犬
古四王神社
(こしおう)
秋田県秋田市寺内児桜1-5-55
 建立年 昭和8年(1933)4月吉日  鎮座位置 参道途中
 石工 不明  参拝日 2017年7月20日(木)
青森から秋田への出張途中、たまたま道路沿いに見つけた「国指定重要文化財 古四王(こしおう)神社」という魅力的な立て看板に惹かれて寄り道。神社の創建は西暦658年、斉明天皇4年という歴史ある神社であり、明治15年には国幣小社に列せられ、秋田県内の神社では最も高い社格の神社となっている。

両部鳥居の先の短い参道途中に鎮座しているのは、迫力ある体躯の秋田狛犬。三層に積み上げられた独特の尾は、横から見ると、下側面にもう一つ巻き毛が施されている。足の爪先のふわふわの毛の表現など、石工さんの毛並みに対する並々ならぬ愛情というかフェチを感じる。漫画チックに明るい表情の顔は、秋田狛犬としては、ちょっと迫力に欠けるものの、可愛らしい。昭和建立ということもあり、近隣の神社に鎮座している秋田狛犬を模して造られたものなのであろう。

ちなみに国指定重要文化財に指定されている拝殿は、約500年前に建立されたものらしい。それほどの古さを感じさせないのだが、どうやら昭和五年ごろに修繕が施されているようだ。