狛犬大図鑑  
 分類 広島珠獅子
旭山神社
広島県広島市西区己斐西町12-10
 建立年 明治40年(1907)丁未3月吉日  鎮座位置 鳥居前 境内入口
 石工 不明  参拝日 2017年6月29日(木)
広島駅から路面電車に乗って平和記念公園に行った後、もう一度路面電車に乗り込み広電西広島駅へ。そこから踏切を渡ると、小高い丘(もはや山)の山頂付近に、「旭山神社」の看板が。鳥居前にはこの神社が、児童文学「ズッコケ三人組」のお話に登場する神社のモデルになっていることが掲示されておりましたが、残念ながら自分は未読(妻は読んで知っていたようです)当日は30度を超える猛暑。神社へ続く階段は、相当の覚悟がないと、登り切れない高さです(大げさかもですが)こちらの神社には、入口、参道途中、境内と計3対の狛犬が鎮座していますので、階段で息切れしてお見逃しなく。

まず参拝者を迎えてくれるのは、明治生まれの広島珠獅子。大きな玉に前足を乗せて、まるでバランスボールにもたれかかるように乗っかっているのが広島周辺でよく見られるタイプのようである。恐らくどこかにモデルとなった狛犬がいるのであろう。いつの日か探してみたいものである。美しいたてがみ、やや頭でっかちだが精悍な顔立ちの中々カッコいい狛犬。特に尾は立ち上る炎のように凝った紋様が施されており、実に美しい。台座も足のある部分と、装飾が施された部分の二段となっており、かなりの腕前の石工の手によるものと思われる。出雲のかまえ獅子と、手に球を持つ狛犬を組み合わせたアレンジ版なのか。広島で最初にお会いできた広島狛犬だが、今のところこちらの狛犬が最高の逸品となっている(2017/6現在)