狛犬大図鑑  
 分類 福島狛犬
江名諏訪神社
福島県いわき市江名走出162
 建立年 昭和7年(1932)3月  鎮座位置 鳥居前
 石工 不明  参拝日 2017年5月14日(日)
小名浜への出張途中、海岸線沿いで偶然見かけた神社。仕事の成功祈願でもと立ち寄ったところ、鳥居前と拝殿前にて、中々良い狛犬にお会いすることが出来、中々幸先の良い出張となった。

道路沿いに面した鳥居の前には、逞しい福島狛犬が鎮座。後ろの尾が台座にかかっているところや、ふさふさのタテガミの表現などを見ると、福島でよく見かけるこの狛犬の原型は、やはり江戸ではやった「江戸流れ」を模して造られたのだろう。ただ、江戸流れと違い、大きな顔、表情豊かな目元、大柄な体格はやはり福島で独自に進化した狛犬と言えるだろう。
吽には子狛犬がいるが、これが親狛犬にかなりよく似ているのが実に微笑ましい。昭和7年建立といえば、日本が戦争へと突き進んでいった時代。このころの狛犬に描かれている子供の狛犬には、やはりわが子の無事を願う奉納者の想いを感じずにはいられない。