狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立
久伊豆神社
(ひさしず)
埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55
 建立年 大正15年(1926)4月  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2017年4月14日(金)
インスタグラムの狛犬友達に教えていただいた久伊豆神社の灯篭狛犬を見るために、電車で2時間かけて岩槻へ。江戸時代から人形の町として栄えた岩槻駅周辺は、今でも五月人形やひな人形の専門店が立ち並んでおり、人形の博物館にも立ち寄り、久々にじっくりとお人形観賞をさせていただきました。当日は、春先とは思えないほどの真夏日でしたが、さすが産業で栄えた城下町、神社での狛犬ヒット率は抜群。今日一日で6対もの狛犬にお会いすることが出来ました。

岩槻駅から、徒歩30分ほど、若干迷いに迷いながら到着。久伊豆と書いて「ひさいず」と読む神社ですが、思わず「クイズ」と読んでしまいそうな神社名。事実クイズ番組の優勝祈願などで訪れる人も多いとか。住宅地の真ん中に立っている神社とは思えないほど、長ーい参道には、狛犬が三対と、今日の目的であった灯篭狛犬か鎮座されております。
拝殿前には大正生まれの素晴らしい江戸尾立が鎮座。獅子らしく凛々しいお顔立ち、ぶるっとした上唇の弛みも獣っぽくて中々良い出来栄え。筋骨の隆起の表現も美しく、首周りのたてがみも複雑に入り乱れていながらも規則性があり美しい。左右非対称の尾も良いが、残念ながら後方から見た模様が今一つ美しくないのが残念。台座には大正建立とあるが、恐らくあとから台座が再建されたものであり、狛犬自体は、江戸中期に造られたものではないかと思われる。