狛犬大図鑑  
 分類 青銅狛犬
愛宕神社
東京都港区愛宕1-5-3
 建立年 明治七年(1874)7月  鎮座位置 階段前
 石工 不明  参拝日 2017年2月17日(金)
有楽町での出張先から、次の約束まで2時間ほどの空き時間があったので、都営大江戸線で麻布十番駅へ向かい、そこから駅界隈~東京タワー~六本木まで、急きょ神社周りを敢行。いやー東京の狛犬散策の終わりは見えないです。何度か港区には足を運んでおりますが、今日だけで5対もの狛犬にお会いすることが出来ました。

曲木平九郎の出世の石段で有名な愛宕神社。なるほどこの急な階段を馬で上ったとな、というかまず人が上るのが一苦労な石段。
この石段の入口に鎮座するのが、明治生まれのユニークな顔立ちの青銅狛犬。当日は自分の他にもカメラを手にした方が二名、一生懸命こちらの狛犬を含めた風景を撮影されておりましたが、なるほど、この狛犬と出世の石段の絵は中々素晴らしい構図であります。
招魂社系の狛犬のお顔立ちがまた福福しい。鬚ずらのおじさんのようなユニークな顔と、満面の笑みを浮かべたような吽側の表情が実に良い。なんかいいことがあって満足げにどや顔しているおじさんそのもの。戦時中あれだけ金属供出が行われたにも関わらず、都内には青銅狛犬がかなり残っているのも、信仰によるものか、氏子の、神社の強さによるものか。いずれにせよ無事に残っていてくれたことに感謝しかありません。