狛犬大図鑑  
 分類 獅子山 神崎神社 千葉県香取郡神埼町神崎本宿1994
 建立年 大正11年(1922)4月  鎮座位置 境内へ続く階段前
 石工 不明  参拝日 2016年12月22日(木)
2016年、恐らく最後の休日になりそうな12/22、無事大学推薦入学を決めた息子とかみさんを引き連れ、自宅から60kmほど離れた香取神社へ向かって車を走らせること2時間。
途中地図上に、「神崎神社」を見つけ立ち寄らせていただいたところ、拝殿前の昭和岡崎型狛犬(写真下)を含め、四対の狛犬が鎮座されている、絶好の狛犬スポットであることが判明。特に境内に鎮座している「獅子山狛犬」と「はじめ狛犬」は、今年であった狛犬の中でも、かなり上位にランキングする逸品でございました。神社周辺に、車を止めるところが見当たらないと思われるかもしれませんが、鳥居を見て左脇道に入ると、奥に駐車場がございますので、ご安心ください。

拝殿へと向かう階段は、相当古いものらしく、石段に歪みのようなものが見える。この階段頂上まで登ったあと、また下ってから拝殿に向かうという中々珍しいパターンの参道になっています。もしかしたらこの頂上部分に昔拝殿があったのかもしれません。

この古い階段に上る手前に鎮座するのが、大きな石山の上に、小さな獅子狛犬が鎮座する、江戸周辺独特の狛犬「獅子山」
今年見た獅子山の中でも、ずば抜けた出来栄え、今年の狛犬散策を締めくくるにふさわしい逸品!
大きさは小ぶり(柴犬くらいか)だが、細部にわたり計算尽くされた造作。タテガミと巻き毛の配置も隙間なく、それでいてバランスよく配置され側面からみた首筋あたりが実に美しい。横から見たとこ、正面から見た時、斜めから見た時、たてがみと尾の毛並みがどう見えるか、恐らく計算尽くされた配置がなされており、どこから見ても「様になる」のだ。顔立ちも、自分が最も萌える「獣らしい凛々しさ」に溢れた表情。思わず、50枚ほど写真を撮ってしまった・・・。その写真のどれもがカッコいい。モデルがいいと写真まで上手に見えるから不思議である。獅子山は台座の大きさから、狛犬をじっくり見ることが出来ない高い位置にいる場合が多いが、こちらの狛犬はちょうどいい高さに鎮座しているので、女性でもじっくり観賞することが可能。江戸時代に生まれた、動きある狛犬「獅子山」ある意味、石のフィギュアのような狛犬を是非是非じっくりしっかりと観賞してください。