狛犬大図鑑  
 分類 蹲踞狛犬 弘前八幡宮 青森県弘前市八幡町1-1-1
 建立年 不明  鎮座位置 摂社 保食神社
 石工 不明  参拝日 2016年9月28日(水)
打ち合わせで前日入りさせていただいた弘前市にて、イベントの視察も兼ねつつ、弘前市市役所前からお散歩スタート。弘前城を中心に外周の街並みを一周すること4時間はたっぷり歩かせていただきました。多分10 km以上は歩いたのではないでしょうか。城下町らしい入り組んだ街並み、古い建物もたくさん残っており情緒ある風景の中、歩いていけそうな神社を8社ほど参拝して参りました。


弘前市の総鎮守となる弘前八幡宮。街道に大きな一の鳥居、二の鳥居が配置されており、現在は道路となっている正面の道が、昔は参道だったことが伺える。二の鳥居の先には平成26年生まれの真新しい狛犬が鎮座されており、この奥には、摂社前に一対、そして本殿の中に二対の狛犬が鎮座されているのでお見逃しなく。

参道に入り、すぐ右手側にある摂社 保食神社前に鎮座しているのは、恐らく神殿狛犬を模して造られた石造狛犬。若干昭和岡崎型にも似ているように見える。鳥居と本殿に挟まれてほとんど隙間がない状態の為、正面からの撮影は困難である。ここまでせせこましい場所に突っ込まなくても良いのに・・・。

特徴的なのは、ピンと立った耳と、上側だけにそびえ立つ鋭い前歯。ちょっと間抜けな顔立ちになりそうなパーツだが、顔立ちのバランスが良く、中々凛々しく彫り込まれている。体躯のバランスもよく、尾も美しい毛並みで表現されており、良き狛犬である。恐らく弘前市内の住宅が立ち並ぶ中、立ち退きを余儀なくされてこの八幡宮に移設された神社なのであろう。この辺りは第二次世界大戦時の空襲にも合わなかったようで、狛犬も状態の良いものが多い。