狛犬大図鑑  
 分類 ご隠居狛犬 日枝神社(二俣) 千葉県市川市二俣2-1-10
 建立年 天保9年(1838)9月吉日  鎮座位置 本殿奥
 石工 不明  参拝日 2016年9月18日(日)
自宅のある千葉県市川市、約60社以上の神社が鎮座し、新旧合わせて70対以上の狛犬が鎮座する町であり、狛犬ファンにとっては天国のような場所。世間様に「狛犬マニア」を自称する自分としては、まずは自分が住む町くらいはすべての狛犬を見なければと思いつつ、実に足掛け二年かかりながら、まだ6社ほど廻れていない状態が続いており、一か月ぶりの休みであり、小雨もぱらつく本日、意を決して東西線に乗り込み原木中山駅を降り、徒歩で約10km 4/6社を廻った次第であります。これでもまだ2社廻れていない神社があるのですが、これが駅からも遠いポツンと鎮座されている神社、果たして市川制覇はいつになることやら・・・。

本日四社目は、原木中山駅から西船橋駅へ徒歩で向かう途中に鎮座、といっても結構2km以上歩いたかもですので、西船橋駅から行かれたほうが早いでしょう。

拝殿前には狛犬がいないので、がっかりしつつ、裏手の本殿を覗いてみると、本殿前に立派な江戸流れがご隠居されておりました。側面から中に入れたので、少々お邪魔して撮影させていただきましたが、中々、凛々しい面構えの見事な狛犬で、それほど破損している処もなく、なぜ引退の身になっているのか、不思議なくらいであります。
首周りの毛並みの流れ方も、一方方向からの風にたなびく様に作られており、中々凝ったデザインに石工の粋な計らいを感じさせる。獣らしい険しい表情も素晴らしい。阿吽共に前足を挙げている状態だが、下になにかあったのかと思わせる空間が気になる。
本殿の彫刻も中々のもの。特に本殿扉に描かれた狛犬と牡丹の図は実に美しい。正面の質素な拝殿からは想像がつかない本殿の彫刻。是非ご隠居狛犬と共に、裏側に回っていただくことをおススメしておきます。