狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ 大鷲神社 千葉県市川市高谷2-12-20
 建立年 弘化3年(1846)11月吉日  鎮座位置 摂社 羽黒神社 拝殿前
 石工 川原村 石工 治兵衛  参拝日 2016年9月18日(日)
自宅のある千葉県市川市、約60社以上の神社が鎮座し、新旧合わせて70対以上の狛犬が鎮座する町であり、狛犬ファンにとっては天国のような場所。世間様に「狛犬マニア」を自称する自分としては、まずは自分が住む町くらいはすべての狛犬を見なければと思いつつ、実に足掛け二年かかりながら、まだ6社ほど廻れていない状態が続いており、一か月ぶりの休みであり、小雨もぱらつく本日、意を決して東西線に乗り込み原木中山駅を降り、徒歩で約10km 4/6社を廻った次第であります。これでもまだ2社廻れていない神社があるのですが、これが駅からも遠いポツンと鎮座されている神社、果たして市川制覇はいつになることやら・・・。

本日二社目は、原木中山駅から北へ200mほどに鎮座する大鷲神社、同じ境内に羽黒神社が鎮座しており、それぞれに狛犬が鎮座されている。

境内に入り最初に向かえてくれるのは羽黒神社前に鎮座する弘化生まれの江戸流れ。かなり経年劣化が進んでおり、細やかな彫刻が見られなくなっているのが残念であるが、丸みを帯びた中々可愛らしい狛犬である。江戸流れではあるが、台座に尾がかかっておらず、彫刻自体もやや大ぶりな感じを受けるが、全体のバランスは悪くはなく、完成度は高い。劣化前の狛犬に逢いたかったものであるが、新しく入れ替えることなく大切に境内に飾ってくれていることに、ただただ感謝である。

台座に「川原村 石工 治兵衛」と刻まれているが、これは行徳の石工、市川の名工 小林治兵衛 のことではないか。川原村と書かれているが、行徳には、河原という地名が昔あったようであり、恐らくは 小林治兵衛の作品であったと思われる。
治兵衛の作品は、同じく市川市に鎮座しているこちらの「神明豊受神社」「白幡天満宮」をご覧ください。