狛犬大図鑑  
 分類 蹲踞狛犬 金神神社 青森県むつ市城ケ沢字角違36
 建立年 不明  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2016年7月17日(日)
東北地方に単身赴任して早三年。仕事の関係で東北六県、様々な場所を訪れさせていただいているが、いまだ足を踏み入れていないエリアが残っている。その一つが本州最北の地、下北半島。そろそろ転勤もありうるタイミングが近づいている気もする中、この夏に東北地方に心残りが無いようにと思い、一日しかない休みを使い、下北半島をレンタカーで一周してまいりました。
しかしながら、下北半島を一周すると優に140kmを超える工程であることを知ったのは、仕事が終わって、夜にチェックインしたホテルの中。かなりの急ぎ足での下北半島観光&神社散策となった。ちなみに今年は、特に熊の出没が多いらしく、むつ市のホームページにも「どこどこでクマが出た」という情報満載。下北半島の多くの神社が、森林に隣接している為、いつ熊が出てくるかと、びくびくしながらの参拝となった。

下北半島旅行もいよいよ大詰め。脇野沢から大湊の海上自衛隊基地へ向かう途中に鎮座する金神神社には、黒く焼け焦げた小さな蹲踞狛犬が鎮座。むつ市で出会った狛犬6対中半数が、大湊空襲による焼夷弾で黒く焦げており、恐らく海岸線沿いに点在する村々が、空襲の犠牲になったのであろう。物言わぬ狛犬たちが、戦争の爪痕を、我々に静かに語り継いでくれているかのようだ。
こちらの狛犬、ベースとなった石が小さかったのか、妙に縦幅が狭い、窮屈な姿勢て鎮座されている不格好なデザインだが、どうしてどうして、顔つきは中々不敵な面構えで、ちょっと蛙っぽい可愛さもある。今日参拝した多くの神社では、古い狛犬を大切に使い続けてくれており、いわゆる「中国産岡崎狛犬」はほとんど見かけなかった。狛犬ファンには、下北半島は中々穴場スポットなのかもしれないです。