狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ 神明社(奉免町) 千葉県市川市奉免町41
 建立年 昭和13年(1938)3月  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2016年7月6日(水)
そろそろわが根城でもある市川市の神社は、ほぼ参拝を終えたと自負していたが、よくよく地図で調べてみると、まだ10社ほど、訪れていない神社があることがわかったのが、一週間ほど前。梅雨の晴れ間というか、曇り間にようやくお休みが重なったのを幸いに、昼頃ママチャリを漕ぎながらの神社参拝スタート。ところがこちらの天満天神宮を訪れた直後から、仕事の電話やらLINEがひっきりなしになりはじめ、やむなく二社目で帰宅を余儀なくされた・・・。週に一度あるか無いかのお休みぐらいゆっくりさせてほしい。

急な階段を上り切ると、疲れた参拝者を睨み返すような、強面の江戸流れが鎮座。まるで下のようにしなった頤。吽に至っては、下唇をかみしめて悔しがっているかのよう。開いた本を重ねたような、はたまた山が重なったような、ボリューム感のある尾も中々珍しい。決して技術的に上手な彫刻ではないのだが、全体の造作、ユニークさは一つ秀でたものを感じさせる。
奉納者の名に「北海道 高橋きの」という名前が刻まれている。その横に「奉免 高橋市太郎」という文字があることから、恐らく親戚縁者が北海道におり、連名で刻んだものか、はたまた北海道から状況し、成功を収めた市太郎さんが、故郷に残した母の名を刻んだのか。想像してみるのも面白い。