狛犬大図鑑
 分類 江戸流れ 花園神社 東京都新宿区新宿5-17-3
 建立年 昭和十一年(1936)五月吉日  鎮座位置 拝殿正面の参道入口
 石工 不明  参拝日 2013年1月29日(火)
花園神社は、狛犬は二対と少ないが、青銅狛犬の逸品と、素晴らしい江戸流れとまさに粒ぞろい。拝殿に向かう参道入口に鎮座するこちらの江戸狛犬は、ぷりぷりとしたたらこ唇がキュートな江戸流れ。

昭和奉納と比較的新しい建立だが、恐らく空襲による被害を受けたのであろう、所々が焼け焦げていて、新しさは感じない。昭和初期にこれだけの江戸流れを作れる職人が居たことが驚かされる。尾の毛並みも細かく彫り込まれており、特にお気に入りなのは、首周りに伸びたたてがみの優雅さ。吽に至ってはまるでマフラーのようにたてがみが首の前側に巻きこまれており、石工の創意工夫を感じさせる。

子狛犬も丁寧に彫り込まれており、耳下の巻き毛が可愛い。台座がかなり高い位置にあり、観察が困難なのが難点。台座が欲しい。