狛犬大図鑑
 分類 江戸流れ 久留米熊野神社 東京都東村山市久米川町5-13-1
 建立年 明治十四年(1881)五月一日  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2013年6月10日(月)
休日にして、今にも降り出しそうな曇り空。これぞ絶好の狛犬撮影日和。雨が降りだすリスクもなんのそので、午前中休日出勤を早めに片づけ、神社参拝サイクリングへ出発。途中、雨が降り出しましたが、夏ですので、気にせず9社の神社を走り切ってまいりました。

台座は、元々の台座を獅子山風の岩石で盛り上げたタイプ。無理やり獅子山風にするのが、一時流行ったのだろうか。他の神社でもよく見られるパターン。

江戸流れだが、絶対のお約束である「台座に毛並みがかかる」というパターンを外している。子狛犬も丁寧に彫り込まれており、親を見上げるポーズと、ぷっくりとした柔らかそうな子供らしいお腹が可愛らしい。ぷっくりとした唇、鋭く飛び出した犬歯など、細かい所まで彫り込まれている。特に毛並みについては、一本一本を丁寧に細く彫り込んでおり、一本の束が2~3本の毛で構成されている狛犬も多い中、こちらの江戸流れ6本以上の毛が彫り込まれており、流れ方も非常に美しい。巻き毛のロールも、後ろの尾も触るとふわっと柔らかいのでは?と感じてしまうほどの美しい彫刻が施されている。石工の高い技術が窺える狛犬である。