狛犬大図鑑
 分類 備前焼狛犬 品川神社 東京都品川区北品川3-7-15
 建立年 文政十三年(1830)四月吉日  鎮座位置 拝殿に続く参道に鎮座
 石工 不明  参拝日 2013年1月21日(月)
狛犬天国、品川神社で最も悲しい狛犬かも。
約200年前の備前焼狛犬なのだが、よく見ると、破損しており、2013年1月時点では、保護用の檻の中に鎮座している。こま研円丈師匠の名著「The狛犬!コレクション」に掲載されている写真では、1995年時点で檻は無かったので、心無い誰かのいたずらにより、破損し、現在の檻入りの状態になってしまったのかもしれない。

備前焼狛犬は、この品川神社で初めて出会ったのだが、その後島根県神社捲りの中で二対ほど出逢っている。いずれも、100年以上前のものとは思えない輝きを持っており、備前焼の強度には感服させられると同時に、石像狛犬と違い、参拝する我々が大切に扱ってあげないと、破損してしまう儚い素材でもあり、我々の時代の品性が試されているような気がして、この品川神社の檻は、寂しさを感じさせる。