狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立 大島稲荷神社 東京都江東区大島5-10
 建立年 不明  鎮座位置 拝殿横
 石工 不明  参拝日 2013年07月31日(水)
終日曇り空のおかげで、連日の猛暑も一休みとなった日、午後三時頃より、かみさんと共に、江東区周辺の狛犬巡りのサイクリングを敢行。稲荷神社ながら、摂社も含め狛犬が三対鎮座。宅地開発の中、近隣の神社が習合されて狛犬が集まったのであろう。稲荷神社なのに狐像が居ないのも珍しい。すべての狛犬が素晴らしい出来である。

こちらの江戸尾立ちは、社務所前に鎮座。恐らくはどちらかの神社から流れついたものなのであろう。きれにい手入れがされており、クモの巣一つ付いていない。牙をむき出したような厳つい表情、風にたなびいているかような顎髭、力強さを感じさせる首の下の筋、眉間のしわなど、小さな狛犬ながら細部にわたって、丁寧かつ石工独自の解釈が盛り込まれており、見れば見るほど発見のある狛犬。社務所は日陰になっており、じっくりと観察していたら、ふくらはぎ当たりを8か所程藪蚊に刺されてしまった。首後ろの巻き毛も小さな背中にピッチリと彫り込まれており、ゴージャスなパーマのよう。唯一残念なのは、尾の模様。ここまで丁寧に彫り込みながら、なぜ尾がシンプルなのかは謎である。