狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立 十寄(騎)神社 東京都大田区矢口2
 建立年 不明  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2016年03月22日(火)
久方ぶりの東京狛犬散策の舞台は大田区。京浜東北線「蒲田駅」を下車後、東急池上線に乗り換え、「久が原駅」を下車。ここから東急多摩川線「鵜の木駅」~「下丸子駅」~「武蔵新田駅」までの約5km徒歩内に、7社の神社が隣接。かなりのヒット率で江戸狛犬に出会える素晴らしい狛犬散策路を発見することが出来た。当日は、残念ながらかなりの晴天に恵まれてしまい、撮影環境としては厳しいものがあったが、様々な江戸流れを観賞するのに、おススメのコースである。

東急多摩川線「武蔵新田駅」から10分ほどの真新しい境内に二対の狛犬が鎮座。拝殿の賽銭箱横に鎮座するのは、かなり古い江戸尾立。恐らく江戸中期 1700~1800年代 約200年以上前のものではないか。目鼻立ちが大きい吽に対して、阿は妙に顔のパーツが中心に集中した窮屈な顔立ち。身体の体毛は、○で表現されており、いわゆる江戸流れに多い獅子紋的な表現はなされておらず、そのことからもこの狛犬の年代の古さを物語っている。尾は阿吽共にまったくデザインが異なっており、不規則な文様が実に不思議な感じを与える。寸胴な体躯も実に可愛らしく、この界隈では最も古い狛犬の一つであろう。