狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立 黒砂浅間神社 千葉県千葉市稲毛区黒砂3-9-13
 建立年 不明  鎮座位置 摂社
 石工 不明  参拝日 2016年03月2日(火)
京成千葉線「みどり台」駅から徒歩15分ほどの見晴らしのよい大通り沿いに鎮座。昔黒砂村と呼ばれていたところであり、埋め立て前は目の前が海だったものと思われる。

小さな拝殿前には、昭和生まれの岡崎型狛犬が鎮座されているが、その手前、拝殿へ続く階段を上り切った先に居られるのか、恐らく先代の江戸尾立。台座の文字が見えず、建立年は不明だが、江戸流れ風の顔立ちと、尾立の混成型であることから、恐らくは明治以降の建立ではないかと推測される。小さな狛犬だが、細部まで丁寧な彫刻がなされており、歯並びの良い、くりっとした目鼻立ちは、中々可愛らしい。吽側が妙にすっきりとした顔立ちと思ったら、耳がなくなっている。
注目すべきは、尾。つくしのような吽の尾と、毛が重なり合った尾。形状は同じでもデザインを変えているところに、職人気質を感じる。個人的には、前足が鉄腕アトムの足のようにストーンとしているところが、好きである。