狛犬大図鑑  
 分類 獅子山 平田諏訪神社 千葉県市川市平田2
 
 建立年 明治七年(1874)  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2015年11月12日(木)
国道14号線沿い、JR市川駅と本八幡駅の中間に位置する、外環自動車道工事横に鎮座する神社。
千葉街道沿いには、東京都内から船橋市に向かう途中、多くの神社が点在し、素晴らしい狛犬が多数鎮座する有数の狛犬ストリート。市川市~本八幡の区間には、三社の神社が鎮座しているが、この場所は、残念ながら、こちらの諏訪神社以外は、真新しい昭和岡崎狛犬しか鎮座していない。しかしながら、この獅子山を見るだけでもここに足を運ぶ価値は十二分にあるだろう。

残念ながらこちらの獅子山には建立年が記載されていないが、おそらく大正~昭和初期にかけて建立されたものではないか。
獅子の子落としを表現した見事な配置、今にもとびかかりそうな獅子は中々の迫力。若干頭でっかちで身体のバランスが悪く、特に阿側(右側)は、メタボなお腹が目立つが、個人的に獅子山が大好きなので、待った問題なしである。

こちらの狛犬が特に素晴らしいのは、長い顎の獣らしい顔立ちである。特に吽側の表情は、実に猛々しく、精悍な面持ちである。阿側の子狛犬の表情、親狛犬に千尋の谷に落とされたことに、驚き、這い上がるのをためらうような不安な面持ちが実に可愛らしい。船橋市に向かう途中に「山野浅間神社」にはこの獅子山とよく似た獅子山が鎮座している。こちらの建立年は昭和四年。恐らく同じ石工の手によるものと思われる。写真が手に入り次第、比較してみたい。