狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ 港新田 胡録神社 千葉県市川市港新田1
 建立年 明治42年(1909)七月十四日  鎮座位置 拝殿前
 石工 石工 繁太郎  参拝日 2015年11月10日(火)
東西線妙典駅から徒歩10分ほどの行徳街道は、江戸末期以降の古い建物がまだ残っている歴史ある通りであり、数多くの寺・神社が街道沿いに鎮座している。残念ながら現在は、せっかくの観光コンテンツを生かし切れておらず寂しい街道となっているが、妙典駅から行徳駅まで、旧道沿いを散歩すると、様々な歴史ある建築物とともに多くの狛犬たちにも出会うことが出来る。

東西線行徳駅から徒歩10分ほど、公園の敷地内に鎮座する神社。当日は、行徳街道沿いの神社をここまで10社廻ってきたのだが、ここにきて遂に降り出しそうだった曇り空が我慢しきれず、土砂降りの雨となった。
しかしながら、雨に濡れた狛犬というのは、実に艶っぽい。石は濡れるとホント美しさが増しますよね。

小型の狛犬は、ほっぺたがふっくらした、明治生まれのおやじ顔。吽側の前足にある玉は、くり抜かれており、阿側の子狛犬は、子供の尾まで台座にかかるように丁寧に彫刻されている。しかしながら、石工の技術、造作力があまり高くないため、全体的にはバランスの悪い体躯となっており、どこか身体の軸の部分がずれているように見える。対して、顔の造作は中々見事であり、どの角度から見ても、バランスの良い造りとなっている。耳のたれ具合が中々可愛らしいが、子狛犬は耳が短い!親子なのか?