狛犬大図鑑  
 分類 仙台狛犬 瀧澤神社 宮城県仙台市青葉区本町2-11-7
 建立年 不明  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2015年10月04日(日)
仙台駅から徒歩20分程度、錦町公園横にひっそりと鎮座する小さな神社だが、その歴史は古く慶長六年(1601)伊達政宗の仙台入府以前に鎮座していた。瀬織津姫を祀る災厄抜除・火防の神社である。

真新しい拝殿前には、かなり黒くくすんだ小さな先代狛犬が台座もないまま、地べたに鎮座している。若干黒いのは、恐らく戦時中の空襲によるものか、恐らくは区画整理でこの地に拝殿ともども移動してきたが、台座を作ってもらえなかったのだろう。

阿側の台に、文字のようなものが見えるのだが、すでに判読できないほど風化が進んでいる。仙台狛犬の中では、恐らくかなり古いものであろうと推測している。少なくとも1800年代前後ではないか。特徴的なのは、身体に張り付いたように伸びたつ三本の尾とは別に、身体の側面にも一本尾が伸びている点。よく見ないと気が付かないというか、自分も写真を改めてみて初めて気が付いた次第。仙台狛犬の特徴である前足の前後はこの狛犬には見られない。顔の輪郭も風化の為、かなりぼやけてしまっており、恐らくあと数十年以内には、更に風化が進み、形をなさなくなってしまうであろう。