狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ 鎌ヶ谷八幡神社  千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷1-6-1
 建立年 安政三年(1856) 九月吉日  鎮座位置 参道途中
 石工 不明  参拝日 2015年07月23日(木)
鎌ケ谷八幡神社が鎮座する、新京成電鉄にある「鎌ケ谷大仏駅」前には、その駅名の通り、鋳造青銅製の大仏が鎮座している。この大仏、駅名を冠している割には、思いの他小さいことで、逆に有名な大仏であり、台座を含めても2m30cmという、鎌倉の大仏とは比べようもない可愛らしいさなのだが、中々、実際に見てみると、安永五年(1776年)に建立された素晴らしい大仏さまである。小ささゆえに、がっかりされるケースも多いようだが、大きな心で大仏を拝んでいただきたい。

で、我々狛犬ファンにとっては、鎌ケ谷大仏の正面にある、この鎌ケ谷八幡神社こそが、真の目的地。
正面鳥居横には、真新しい昭和岡崎型の狛犬が鎮座しており、すでに古い狛犬と入れ替わってしまったのかと、心配していたが、長い参道途中には、二対の江戸流れ、そして、本殿横の末社には、素晴らしい小型の江戸流れと、計4対の狛犬が鎮座されている。

まず参道に入り最初に出迎えてくれるのは、安政生まれの江戸流れ。経年劣化によりかなり傷んでいるが、コンクリートで丁寧に補修がされており、こちらの神社が古い狛犬を大切にしていることが伺える。
美しく流れるタテガミ、尾の毛並みは台座と体の二方向に向けて流す、手の込んだデザインとなっている。
こちらの神社の狛犬は、台座に固定する補修をしていないようで、恐らくはこの狛犬、震災で台座から落ちて破損したのではないかと推測される。これからまた大きな地震があったら、落ちないか、心配でならない。