狛犬大図鑑  
 分類 秋田狛犬 金浦山神社  秋田県にかほ市大竹字前谷地121
 建立年 万延元年(1860)七月吉日  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2015年5月1日(金)
出張中、山形県鶴岡市から秋田県へ海岸線を移動中、偶然見かけ、旅の安全祈願の為立ち寄った神社。
当日は、社殿の補修作業を地元の方々が行っており、賽銭箱の塗装をされていた最中で、参拝にきた私に声をかけていただき、拝殿内の賽銭箱まで案内してもらい、ありがたく拝殿内にて参拝させていただきました。本当にありがとうございました。

境内には、二対の狛犬が鎮座。
拝殿前に
は、1860年生まれ、約150年前に奉納された秋田県内で多く見受けられる「秋田狛犬」が鎮座。
恐らくベースとしては、出雲蹲踞狛犬のデザインがあり、それが日本海を通じて伝わり、秋田の石工さんたちが模倣する中で生まれたのが秋田狛犬ではないかと推測している。

こちらの秋田狛犬は、主張の激しい見事な犬歯、野生の獣を思わせる容姿が、実に私好み。顔の造作も美しく、横、正面、ななめといずれの角度から見ても、それぞれに美しく見れるように作られている。
美しく巻き上がった毛並み、ソフトクリームのように渦を描く尾など、細部にも抜かりない彫刻が施されている。若干前足が太すぎて全体のバランスに欠いているの残念ではあるが、個人的も好みの秋田狛犬の中でも、かなりのお気に入りである。