狛犬大図鑑  
 分類 飛翔獅子 古殿八幡神社  福島県古殿町大字山字古殿34
 建立年 昭和七年(1932)  鎮座位置 境内
 石工 小林 和平  参拝日 2013年11月30日(土)
狛犬研究の第一人者 たくき よしみつさん(狛犬ネット)をして最高傑作と言わしめた福島県が生んだ狛犬の最高傑作。福島県古殿町に鎮座する古殿八幡神社の狛犬にようやくお会いすることが出来た。

福島県が生んだ天才石工 小林和平の手による代表作。オリジナリティあふれたポーズ、生き生きとした表情、躍動感は、狛犬のお約束をことごとく打ち崩している。足を跳ね上げた独特のポーズと背中いっぱいに広がった雲のような尾により、狛犬が飛翔しているかのようにも見える。

かなり大きな狛犬だが、その独特のフォルムと相まって、本来の主役である神社を押しのけてものすごい存在感を主張している。これが狛犬の役割的に考えると若干目立ちすぎている感もあるが、それはこの狛犬が、石工の技術と想像力を結集して作りだされた芸術作品であるという事である。これだけ作者の意思が自己主張している狛犬というのも珍しく、彫りあげた小松和平という人物の胆力、そしてこの奇妙な狛犬を受け入れた神社の度量が素晴らしい。

当日は、福島県の管轄店舗を視察に廻っている最中で、いわきから白河西郷へ抜ける途中、古殿に寄り道させていただいたが、とにかくこのあたりの住所は細分化されており、カーナビにも入らない。実は後数社回る予定であったが、結局ほとんどが見つけることが出来なかった。出張途中の寄り路であり、あまり時間が無かったので、改めてゆっくり参拝に来たい。