狛犬大図鑑  
 分類 獅子山 氷川神社(諏訪)  埼玉県富士見市諏訪1-13-24
 建立年 昭和四年(1929)二月十七日  鎮座位置 境内
 石工 不明  参拝日 2015年4月26日(日)
富士見市にオープンしたららぽーとを見学に東武東上線に乗り込み鶴瀬駅へ。鶴瀬駅からららぽーとまで約1.5km。直通バスが出ていたのだが、動向していた妻から「バス代180円がもったいない」というお言葉をいただき、徒歩で向かうことに。結果、道すがら、氷川神社を発見、参拝したところ、嬉しいことに昭和生まれの可愛らしい獅子山に遭遇することが出来た。

吽側は獅子落とし、阿側は周囲を見張る親獅子が描かれた姿は、典型的な獅子山のお約束。
やや頭でっかちな獅子は、全体のバランスは今一つ。特に右の阿側の造作が吽側より劣っているように思える。尾を見ても、流れるように彫り込まれた吽に対し、阿の尾は、まるで毬玉のように円の中に納まっていて美しくない。狛犬の表情全体でもテイストが違っており、恐らくは、阿吽それぞれ別の石工(同じ工房の別の石工ではないか)が彫り上げたものと推測される。
比較的出来栄えが良い吽側は、特に足元にいる子狛犬が丁寧に作られていて可愛らしい。ここに獅子山がいるということは、近隣の神社にも、獅子山が奉納されている可能性が高く、いずれ機会あれば富士見市周辺を散策してみたい。

当日は初夏を思わせる暑い日であったが、神社の鎮守の森に入った途端、外気温が一気に下がるのを感じた。神聖な場所であると同時に、住宅地の真ん中で樹木を有するオアシス的な意味においても、神社の有難さをひしひしと感じた。どれだけ涼しいかというと、下の写真にでぐっすり寝入っている野良猫が動かぬ証拠なのである。