狛犬大図鑑  
 分類 仙台狛犬  塩竈神社  宮城県塩釜市一森山1-1
 建立年 延享四年(1747)八月吉日  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2013年9月19日(木)
会社の命により、2013年9月15により宮城県仙台市に単身赴任となりました。仕事の関係上、東北六県を巡回する機会も増えそうですので、狛犬散策のステージを東京都周辺より、しばらくの間、東北の地に移すことになります。

仙台に着任して初めての休日にして、初の神社散策自転車ライドの目的地は、宮城県の観光名所でもある「塩釜神社」。仙台駅近くの自宅から自転車で約20km。正直もっとのんびりとした田舎道を想像していたのだが、道中のほとんどは自動車の往来が激しい幹線道路。東京都内を走っているのと、あまり変わらない環境に少々疲れました。

「るるぶ宮城」にも掲載されている、宮城県で最も有名な狛犬。塩竃神社参拝の折には、拝殿前に鎮座する巨大な仙台狛犬が嫌でも目に飛び込んでくる。陸奥國(青森県から福島県)にかけて、阿吽の位置が逆になっている風習があったらしく、本来塩竃神社の狛犬も一歩前に出ている前足が外側に置かれていたはずであり、左右が逆だったものと思われる。このあたりのいきさつについては、いずれ調べてみたい。

約250年前に建立された宮城県内でも、かなり古い狛犬であり、もっとも有名な狛犬でもある為、宮城県内の狛犬が、塩竃神社を元に彫られたものと推測される。いわゆる仙台狛犬の祖という事になる。

仙台狛犬と関東周辺の狛犬の大きな違いは、正面を向いているか、横を向いているかであろう。関東狛犬は、身体の側面を参拝者に見せているものが多く、結果狛犬の顔は正面より側面の美しさを重視するが、仙台狛犬は、参拝者を正面から見据えているものが多く、結果、側面から見られることは考えていないかのような薄っぺらい作りとなっている。どちらかといえば、より犬っぽい関東狛犬が好みではある。

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