狛犬大図鑑  
 分類 分類不明  成田山新勝寺  千葉県成田市成田山1
 建立年 寛政十年(1798)五月吉日  鎮座位置 旧本堂薬師堂
 石工 不明  参拝日 2013年9月4日(水)
本来、自狛漫における狛犬探訪は、「神社に鎮座している狛犬」が大前提であり、時折見かけることのある「お寺の狛犬」は、観察対象から除外させていただいていた。しかしながら、江戸の町火消が奉納したド派手な青銅狛犬を筆頭に多くの狛犬が成田山を崇拝する江戸周辺の庶民から奉納された成田山は、まさに千葉県随一の狛犬天国であった。

成田駅から成田山新勝寺に向かって最初にお会いするのは、成田山に現存する最古のお堂「旧本薬師寺堂」前に鎮座する可愛らしい子犬系狛犬。っていうか、もろ犬なのですが、あまりに可愛いので最近作られたものかと台座を確認してみたら、寛政10年って200年以上前の狛犬ではありませんか。当時、女の子が書いたイラストのような丸みのある可愛らしい狛ワンコを彫りあげる、可愛い系デザインが出来る石工が居たことにも驚かされるが、天下の成田山に奉納するということで、凝りに凝った技術の粋を結集した絶品狛犬が奉納されている成田山で、素朴で可愛らしい狛犬を奉納した結果、逆に目立ちまくっているから面白い。
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