狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立ち  白山神社  東京都文京区白山5-31-26
 建立年 安永九年(1780年)奉納
弘化二年(1845年)再興
 鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2015年4月24日(水)
本社にて重要な会議案件があり、一時間のプレゼンの末、ようやく承認をいただけた帰り道。戦勝のお礼参りにと都営三田線で白山駅へ。駅から徒歩三分あまりで東京十社に数えられる白山神社が鎮座。

当日は、あいにくの雨模様、そして狛犬撮影の天敵である太陽が隠れている絶好の狛犬日和。プレゼンで疲れた体を一気に癒してくれたのは、素晴らしい造詣の江戸尾立ち。なんと目には金箔が塗られ、阿の下も赤々と染め上げられている。手水舎にも夏に向けてグリーンカーテンを設置育成中であり、丁寧に管理されている神社であることを伺わせる。

江戸尾立ちとしての特徴である「立ちあがった美しい彫りの尾」「宝珠と角」「獅子狛犬の作り分け」「美しい巻き毛」とすべてを兼ね備えた逸品。どの角度から見てもそれぞれの表情を見せてくれるのも、この江戸尾立ちの完成度の高さ故。吽の顎髭に欠けが魅せれるがそれ以外は、230年前の狛犬とは思えない保存状態。都内とは思えない落ち着いた境内の雰囲気と共に、狛犬との出会いを楽しんで欲しい。
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