狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立ち  筑土神社  東京都千代田区九段北1-14-21
 建立年 安永九年(1780)  鎮座位置 境内
 石工 不明  参拝日 2013年4月17日(水)
地下鉄九段下駅から、靖国神社に向かう途中、ビルとビルに挟まれた一角に鎮座する神社。創建は天慶三年(940年)と歴史ある神社のようですが、見た目は近代的なビルに囲まれた、社殿も真新しく、そのような歴史を感じることは中々難しい。

境内に入ると、片隅に、200年以上前に建立された見事な江戸尾立ちの狛犬が鎮座。実はこの狛犬、2012年秋、まだ狛犬には興味がなく、御朱印集めで神社を回っていた頃に、参拝の折お会いしており、狛犬については素人ながら、迫力ある造形に感動して写真を撮っている。素人目から見ても、それほど別格な出来栄えの狛犬ということである。

残念ながら、薄暗い場所に鎮座しており、ビルの隙間から差し込む光が邪魔をして、IPADでは中々撮影が難しかった。
小松石ではない、かなり固い石で掘られており、背中の筋肉の隆起は、都内でよく見られるこぶのような形状ではなく、筋肉が盛り上がるような独特の表現がなされており、興味深い。美しい尾の後ろ側の模様を是非見てみたいのだが、これでもかというぐらい壁に近い位置に鎮座しており、出来れば、拝殿内でもっと狛犬が観察しやすい場所に動かしていただければと、思わずにはいられない。千代田区の指定文化財となっているが、石造狛犬が、文化財となるのは、実は中々珍しいこと。都内の狛犬も是非文化財として大切に保存修復をしてほしいものである。
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