狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ  利田神社  東京都品川区東品川1-7-17
 建立年 不明(明治から大正と推測)  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明(東京 青山 石勝と推測)  参拝日 2013年3月22日(金)
東品川駅から徒歩10分、桜が満開の折訪れた利田神社。利田と書いて「かがた」と読みます。
当日は、会社の部下の結婚式であったが、まだ時間に余裕があったので、いつものように散歩がてら神社・狛犬散策。
狛犬好きの女性の方とお会いして、狛犬談義させていただきました。

利田神社に鎮座するのは、東京大空襲で、焼け焦げた跡が痛々しい、江戸流れ。台座に建立年、石工の銘を確認できていないが、作風から、都内で素晴らしい狛犬を彫り上げた名工、東京 青山 石勝の作品と推測(千葉県、岩富熊野神社の作品と比べてみてください)

やや小柄な狛犬には、阿吽共に各二頭ずつ、子狛犬がまとわりついている。親との対比でみると、幼さがやや抜けかけた感のある、でもまだまだ親に甘えたい年頃といった感じか。両方とも玉どりという珍しい配置だが、さらに子狛犬がその玉を横取りして加えているという遊び心溢れた造りが微笑ましい。生き生きとした表情、鼻の周りの彫刻は、ライオンっぽい造作になっているように感じるのは、私だけだろうか。恐らく明治から大正にかけて作られたものであり、ライオンの写真を参考にデザインされたのだろうか。出来栄えが良いだけに、戦火の傷跡が実に痛々しい。
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