狛犬大図鑑  
 分類 江戸流れ  日枝神社  千葉県市川市大町274
 建立年 天保三年(1832)壬辰二月十一日  鎮座位置 拝殿前
 石工 不明  参拝日 2013年3月9日(土)
我が家から実家に向かう途中に鎮座する日枝神社。幾度となく前を通っていたのだが、今日初めて参拝させていただいた。
境内には二対の江戸流れが鎮座。

境内内の摂社 天満宮に鎮座しているのは、天保生まれ 約200年前の江戸流れ。千葉県市川市の片隅の神社に、これほどの江戸流れが鎮座しているとは!このサプライズがあるから狛犬めぐりはやめられない。

柴犬ぐらいの大きさの小さな狛犬だが、身体に巻き付くほどたっぷりと施されたタテガミが実に美しい。首周りのたてがみはまるでマフラーのように狛犬の身体に巻きつけられ、尾は湧き出る泉のように重なりあってボリュームあるデザイン。柔らかい石で造られているようで、吽の顔が欠けているのは、落下によるものか、阿の両足も破損しており、修復が施されている。
完全な形で残っていないことが残念であるが、阿の顔は、実に可愛らしく、口まわりが非常に丁寧に彫刻されている。鼻孔の位置、顔全体の調和がとれており、非常に男前な顔立ちである。千葉の石工が彫ったものなのか、江戸に注文したのか、少なくとも相当に、奉納されている他の狛犬を研究して、作りこまれたものであろう。個人的にも、かなりお気に入りの狛犬である。
閉める