狛犬大図鑑  
 分類 青銅狛犬  生國魂神社 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9
 建立年 昭和三十六年(1961)一月  鎮座位置 境内入口
 石工 不明  参拝日 2015年2月13日(金)
大阪駅から梅田駅まで歩いたのち、谷町線に乗り、谷町九丁目駅へ。徒歩5分程度歩くと、寺町沿いに生國魂神社が鎮座。
大阪駅から、谷町線に乗り換える道のりが、よそ者には非常に分かりにくく、一瞬ホント諦めかけました。

大阪には、戦前に建立された青銅狛犬が多数鎮座している。青銅狛犬は、戦時中の金属類回収例により供出されたものが多く、文化的に価値があるものは、一部供出を免れた例があるようだが、大阪は、狛犬が貴重な文化財として認識されていたのだろうか。とにかく、いまこうして戦争という大きな荒波を乗り越えた青銅狛犬とお会いできることに、ただただ、感謝するのみである。ただし、こちらの狛犬は、戦争を知らない世代。左に角の生えた吽を配置しており、神殿狛犬の流れを汲んでいるというよりは、大阪近郊に鎮座する青銅狛犬をお手本に造られたとみるのが、時代的にも正しいだろう。

獅子と呼ぶにふさわしい勇ましい表情で表現されており、特に阿の、何か考え事をしているかのような、不機嫌そうな顔が個人的には、かなり好み。全体のバランスが良く、実にかっこよい狛犬である。
周りにまだ芽吹いていない桜の木が立ち込めており、狛犬の撮影を阻んでいるのが残念だが、桜が咲いたときは、さぞかし狛犬とのコラボレーションは美しいものであろう。

大阪の狛犬に、足にひものようなものを巻き付けているものが見受けられる(こちらの青銅狛犬にもあり)これはどういう意味かあるのか?誰か知っていた教えてください。

追記
ネットで調べたら、狛犬の足の紐の件出てました。
これは、「止め事成就」の願掛けのようです。狛犬の足を縛ることで、すなわち遠くへ行くのを阻む、または遠くに行った人の足を止めて家に帰ってくることを願う。そのような願いが込められて結ばれているということ。おそらく関西地方独特の風習と思われます。中々、奥が深い・・・。
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