狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立ち  鮫洲八幡神社 東京都品川区東大井1-20-10
 建立年 昭和十六年(1941)二月吉日  鎮座位置 鳥居後ろ
 石工 不明  参拝日 2014年10月30日(木)
京浜急行「鮫洲駅」からほど近い位置に鎮座する八幡神社には二対の狛犬が鎮座。

そのうちの一対は、年代不詳の江戸尾立ち。デザイン的には、初期段階の江戸尾立ちではあるが、かなりサイズが小さく、若干頭でっかちで全体のバランスに欠く。背中の筋肉質な表現は、神殿狛犬に近いものであり、巻き毛は、江戸流れでよく使われる表現となっている。台座に欠かれた「昭和十六年」という文字が、この狛犬の奉納日なのか、台座に乗せ換えた日なのかは、定かではないが、個人的には、時代を超えた技法が組み合わさっている様子から、昭和に近隣の狛犬を見て真似た石工の手によるものと推測している。

下の写真。手水舎の獅子鼻であるが、実は、これ、波型の彫刻で、獅子の形を模したものである。保護の為、網がかぶさっており見にくいのが残念至極であるが、この素晴らしい獅子鼻を是非見落とすことのなきようしてください。
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