狛犬大図鑑  
 分類 来待蹲踞  熊野神社(柴田町) 宮城県柴田町西船迫1
 建立年 不明  鎮座位置 参道~拝殿前
 石工 不明  参拝日 2014年6月14日(土)
宮城県内を走る東北本線 船岡駅から徒歩20分ほど、静かな森の中に佇む熊野神社に、出張途中の寄り道で参拝

参道で最初に出迎えてくれるのは、千葉市花見川区の安藤さまが平成20年に奉納された御影石の狛犬。私の生まれ故郷でもある千葉県の方が、恐らくは故郷の産土神社に奉納したのであろう狛犬は、近年奉納されたものとしては珍しく、昭和岡崎型ではない、恐らくは国内の石工の手によって作られたものである。なぜこのようなデザインの狛犬を奉納されたのか、という疑問は、境内を進んでいくとすぐに解決された。
拝殿前には、先ほど見かけた御影石のピカピカの狛犬と、ほぼ同じデザインの、砂岩系の石で造られた狛犬が鎮座されていた。柔らかい土の為、劣化が見られるが、まだ原型をとどめている。恐らくは、元々鎮座している狛犬が、いずれは風化していくのを踏まえ、同じデザインの御影石の狛犬を、奉納された安藤さまが注文されたのであろう。先代狛犬に敬意を表して、同じ姿で新しい狛犬を奉納する。一人の狛犬ファンとして、安藤様の心遣いには頭が下がる思いである。そして自分もいつか、敬拝する神社に狛犬を奉納してみたい。そんな夢物語が、ちょっとだけ現実に感じることができた一日でもあった。
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