狛犬大図鑑  
 分類 仙台狛犬  祇園八坂神社 宮城県大崎市古川中島町10-45
 建立年 不明  鎮座位置 四の鳥居前
 石工 不明  参拝日 2014年11月29日(土)
出張途中、レンタカーにて大崎市を通行中、脇道の入口に突如赤鳥居が出現。道行く車が鳥居を潜って脇道に入っていくのを見て、私も気が付けば、吸い込まれるように鳥居を潜っていました。鳥居の先は、住宅が続く道が続き、そこから500mほど走ると、こちらの祇園八坂神社に到着いたします。

気まぐれな寄り道だったので、まったく狛犬がいることは想定していなかったのですが、石鳥居前に鎮座するこちらの仙台狛犬、そして境内には、なんと関東でよく見かける獅子山が鎮座しておりました。

鳥居前で赤い前掛けをかけた胴長の狛犬は、顔の造作は、仙台狛犬風ですが、仙台狛犬の大きな特徴である「前足が前後」していることなく、きっちりと揃えられているので、厳密には仙台狛犬ではないのかもしれません。しかしながら、由緒書きを見る限り、社殿が焼失した際、伊達政宗によって復興していただいた経緯もあるので、ここでは他の形状が類似していることから仙台狛犬として分類しておきたい。

黒光りする石で彫り込まれた、長身の狛犬。何やらいぶかしげに考え事をしているかのような表情を目元の凹凸で表現されており、非常に存在感のある見事な造作。阿吽で尾のデザインも変えており、背の曲線も柔らかいカーブを描いていて美しい。

右側阿の顔が割れて、修復の跡があるが、他のHPで見ると数年前までは割れていなかったように見える。もしかすると東日本震災の際に、転倒落下して破損したのかもしれない。見事な狛犬だけに、非常に残念ではあるが、ほぼ無事な状態で今日も現役で鎮座し続けていることに、深く感謝したい。。
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