狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立ち  末廣神社 東京都中央区日本橋人形町2-25-20
 東京メトロ日比谷線人形町駅から徒歩5分
 建立年 昭和21年(1946)10月  鎮座位置 拝殿屋内に鎮座
 石工  台座に「石工」と記載されているが
肝心の名前が風化して消えている
 参拝日 2014年10月19日(日)
久々の日曜日の休日、かみさんと大学生の娘と共に、東京都内散策。当日は毎年この時期に開催される「べったら市」が日本橋で開催されており、おいしいべったら漬けを探しに行くついでに、お祭りまでのコースにさりげなく神社を組み込んでみました。当然家族には、バレバレでしたが、理解ある妻と娘で助かります。

日本橋の裏路地の一角に鎮座しており、かなり注意深く歩かないと見落としてしまいそう。
小さいながらも手入れの行き届いた神社であり、手水舎もきれいにされています。狛犬は終戦直後の昭和21年建立。顔は江戸流れ、体躯は江戸尾立ちといった、組み合わせ。まだ昭和初期には、明治からの石工職人が江戸近郊にいたのだろう。江戸狛犬の技術がほとんど継承されていない今、おそらく江戸狛犬を彫ることができる最後の職人の一人の手によるものだと推測する。

技術的には、江戸時代全盛期の狛犬に及ぶべくもないが、江戸流れ独特の巻き毛、耳、豆のような目など、特徴をよくとらえている。丁寧に歯まで彫り込まれており、なかなかの逸品である。
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