狛犬大図鑑  
 分類 ご隠居狛犬  葛飾八幡宮 千葉県市川市八幡4-2-1
JR本八幡駅から徒歩10分
2014年9月3日(水)   
 2018年2月25日(日)
 建立年 不明  鎮座位置 拝殿前 手水舎後方の壁面
 石工 不明  参拝日 2014年9月3日(水)
境内に入り、拝殿にて参拝後、ふと目線を右側に移すと、奥のほうに、ひっそりとたたずむ先代狛犬。

恐らく、元も獅子山の上に四足で立っていたものであろう。関東大震災などの大きな震災か、戦火の中で、獅子山が倒壊したのか、吽に至っては、落下の衝撃で四肢が折れてしまっており、四足がない状態となっている。
狛犬としては、犬のように顔立ちが長く彫り込まれた珍しい顔立ちをしており、細部に至るまで丁寧な彫刻が施されている。尾の表現も非常になめらかで美しく、崩落してもなお、当時の美しさを感じさせる見事な出来栄えである。

しかしながら、こちらの狛犬、二度ほど参拝の折立ち寄ったのだが、一度目は、千葉では珍しい大雪で、すっぽり雪をかぶっていたのだが、二度目の今回は、写真ではわかりにくいが、実は狛犬に多数の毛虫が付着しております。狛犬をじっくり観察していたら、何やら妙なものが蠢いていたので、目を凝らしてみたら、それはそれは美しく毛羽立ったさまざまな毛虫が狛犬をお守りしておりました。思い出しただけで、痒くなる・・・。

2018年2月25日(日)追記
葛飾八幡宮の境内が改築され、摂社厳島神社前に、先代の狛犬だった獅子山風の狛犬が、現役として復帰を遂げました。
先代狛犬が、もう一度、お勤めを再開するのは、中々お目にかかれないケースかと思います。
台座をよく見ると中央に穴が開いており、これは灯篭が刺さっていた台座を流用していた模様。よくよく見ると、狛犬にはところどころ焦げた跡があることから、破損は空襲によるものなのかもしれません。なんにせよ、現役復帰を心より歓迎したい。
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