狛犬大図鑑  
 分類 江戸尾立ち  葛飾八幡宮 千葉県市川市八幡4-2-1
JR本八幡駅から徒歩10分
 建立年 安永六年(1777)二月丁酉(ひののとり)  鎮座位置 参道 随神門前
 石工 不明  参拝日 2014年10月19日(日)
自宅からほど近く、何度となく参拝していた神社だが、狛犬に興味を持つまで、随神門前に狛犬が鎮座していたことにすら気が付けなかった。いかに狛犬が、神社の風景に溶け込んでおり、いかに参拝者が狛犬に目を向けていないか、自らが証明してしまっている。

私のような失礼な参拝者を尻目に、こちらの狛犬は安永六年、つまり230年以上前からこの八幡神社をここで守り続けているということになる。これほどの古い建造物が千葉県市川市という都市部の中心にいまだ存在し続けており、なおかつ、その歴史ある建造物にいつでも逢い、触れ合うことができるというのだから、狛犬という存在は、非常に貴重なものだということである。

阿吽ともに、大きな口が特徴。阿のみ饅頭のような宝珠が乗せられている。目玉は今にも飛び出しそうなほど突き出しており、口元までそろった前歯をそろえて満面の笑みを浮かべた顔は是非正面から見ていただきたい。
どっしりとした足には、小さな羽のようなものが掘られており、爪の細部まで丁寧に彫刻が施されている。狛犬が守る随身門は、しっかりと市指定の重要文化財に指定されているが、是非狛犬も同じく文化財として保護対象にしてあげてほしいものである。
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